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元々持ってる、スクワレン。あの商品が息子の笑い声を救った話②

こんにちは。美ナチュラル、ミロビーナのデザイン担当スタッフすみこです。

前回、「やさしい、そして効く〜あの商品が息子の笑い声を救った話①」と題して、「マミーズラブ」というクリームが、中2の次男の痛々しい唇を、速攻で治してくれたことについて書きました。

今回は、マミーズラブの何がそんなにも良かったのか、調べてまとめてみたいと思います。まずは、自社のサイトで、マミーズラブの商品情報をおさらい。

●デリケートなお肌を優しくケアする「アロマ軟膏」

●ポイントは植物性スクワラン…グレードの非常に高いオリーブスクワランをたっぷり配合。

●全成分は、ホホバ油、ミツロウ、植物性スクワラン、ティートリー精油、ラベンダーアングスティフォリア(真性ラベンダー)、天然ビタミンE

だそうです。

アロマ軟膏

クリーム、クリームと散々言ってきたのにアレですが、マミーズラブは、厳密に言うとクリームではなく「軟膏」です。(大きくくくればクリームと表現されることもあり、逆にクリーム状のものを軟膏とよぶこともあるらしい。)

クリームと軟膏がどう違うのか?、というか、そもそも違うということも、実はつい最近知ったばかり。前回のブログを書いた後のことなので、非常にホットな話題なんですが。

「以前に参加したことのある“アロマ講座”で作ったラベンダークリームは、香りが半年くらいしか持たなかった(それなのにマミーズラブは7年も!)」という話を社長にしたところ、

「何を作ったの?クリーム?軟膏?」

と聞かれて、???。クリームと軟膏の違いを教わりました。

軟膏はベタベタした油脂性の塗りもの。固め(半固形)。半透明で黄色っぽい(白く半透明なものもある)

クリームは油脂に水を混ぜ、乳化したもの。柔らかい。白っぽく不透明。

そう言われてみれば、何気なく「クリーム」と呼んでいるものは、その2パターンありますね。もちろん見た目だけでなく、その機能面での特徴にも違いがあります。軟膏はベタベタしているのが欠点でちょっと敬遠されがち。その上、乳化しているからクリームの方が浸透が速い。

でも、軟膏の良いところは痛くないところ!軟膏は刺激が少ないため、悪化した湿疹や、傷口にも刺激にならずあらゆる状態の皮膚に使えるとのこと。どこにでも使える!それに対してクリームは、傷に塗ると刺激になりやすく痛いことがあるそうです。その点が、昔娘の荒れたほっぺに使っても痛くなかった理由のひとつだったのね。

植物性スクワラン

マミースラブの成分の重要ポイントは植物性スクワラン。

スクワランって、萬田久子さんのCMしている某スクワランオイルでも有名ですよね。若い頃試してみたこともあります。そこからのプチ知識により、サメから採れるオイルのことだと思ってました。

いや、間違いじゃないんだけど、植物からも採れるそうなんです。そして、ちょっとややこしいけど、採れるのは「スクワラン」ではなく「スクワレン」。

スクワレンは、そのままではとても不安定な化学構造をしていて、空気に触れると酸化しやすい。化粧品原料には不向きなのだそう。そこで、「水素添加」して安定させたものがスクワランです。(水素添加とは、その名の通り、ある物質に水素原子を付け足して結合させる工程)

つまり、スクワランのもとになるのがスクワレン。そのスクワレンが、サメ以外からも採れるのです。

・深海ザメの肝油から得られるスクワレンン

・オリーブ果実油や米ヌカ油から得られる植物性スクワレン

・サトウキビ糖液から得られるシュガースクワレン

・イプソレンから合成される合成スクワレン、などもあるそうです。

そして驚きにも、人間の皮脂の中にも、スクワレンが10%前後含まれているんだって!もともと肌の中にある成分なら、肌なじみの良さ、安全性も想像つきますよね。肌にとって異物ではない!

スクワレンは酸化しやすいので水素を付け足してスクワランに、と先ほど言いましたが、

人の肌のスクワレンの場合は、汗などの水分と混じり合ってスクワランに変化し、お肌の表面に膜を張って、水分を逃しすぎないように保護してくれるんだそうです。「天然のクリーム」と呼ばれているんだとか。ただしこの天然クリーム、分泌のピークは2030代。その後は徐々に減少してくる…。だから何かしらの方法で外から補わないと、曲がり角の後は下り坂に突入してしまうんですね…。こわいこわい。

それから、スクワレンが発見されたのは1906年。発見者は日本人なんだそうです。日本の油脂学者、辻本満丸博士が、世界で初めて深海ザメの肝油からスクワレンを発見。ほぉ〜。

人間がもともと持っていて、発見者は日本人。スクワランに断然親近感が湧いたところで、次に気になるのはその効果や特徴。

皮膚への浸透性が高い!

人間の皮脂にも含まれるものなので、なじみが良く浸透性が高い。しかも粒子が極めて細かいので、角質層まで浸透するのも特徴。スクワランを配合することで、その他の有効成分も、肌に浸透しやすくする効果も。

エモリエント効果が高い!

肌の表面に薄く皮膜を張って、水分が過剰に逃げてしまうのを防ぎ、肌を柔らかく保ってくれます。

感触はさらっと

伸びがよくさらっとしてるので、クリームなどの感触を良くする役割で配合されることも。

酸化しにくい

水素添加して分子構造を安定させているので、非常に酸化や変質をしにくい性質。

今回の息子の口の件でも、あんなに封切って時間立ってるのに、大丈夫でしたもんね!(ただし、サイトの商品情報を確認して気づいたのですが、「開封後6ヶ月以内にお使いください」の文字が…!今回、7年大丈夫でしたが、敏感肌の方や赤ちゃんにお使いになる際には、十分ご注意ください)

安心安全

これまで様々な試験データにより、安全性が確認されています。毒性もなく、刺激性、アレルギー報告もほとんどないことから、安全性の高い成分と言われています。皮膚炎がある場合のパッチテストでも、刺激反応はみられなかったそうです。だから、痛々しいほどの娘のほっぺたや、笑えない息子の唇でも、痛くなかったんですね!

化粧品以外でも、医薬品の軟膏に使われいたり、人工心臓の潤滑油として用いられるほど、人体と相性の良さも抜群!

 

と、ここまでがスクワランの効果の中でも、私が納得できたもの。

いろんなサイトを見ても複数のところに記載があって、なおかつメカニズムが分かりやすかった作用です。実は、この他にも色々スクワランの効果はありそうだったのですが、いまいち根拠や理由がはっきりしていなかったり、一つのサイトだけが訴えていて他のサイトには載っていなかったり、というのは一応避けました。調べる時間と文字数の問題もあります。

でも多分、理論がはっきりしてなくても、長年の知恵として正しい!という場合もあるし、私の理解力の問題もあるので、一応ご紹介しておきます。

ニキビに良い

表面に薄く膜を張るが時間が経てば角質内に浸透するので、アクネ菌を閉じ込めてしまわずに済む。(アクネ菌は空気を嫌うので、閉じ込めることはアクネ菌にとっての好環境を作り出すことに繋がり、繁殖してしまいます)

ターンオーバーを正常に保つ

細胞に酸素を供給する働きがあるので、酸素が体にいきわたりやすくなる。結果、新陳代謝があがり、ターンオーバーを促進する。

色素沈着の防止

抗菌・殺菌作用がある

親水性が高い

親水性(水に混ざりやすい性質)が高いので、乳化剤なしでも肌になじみやすい、ってことですが、親水性ゼロ、と言ってるところもあって良くわかりませんでした。もし親水性が高いのが本当なら、最初に軟膏の話で書いた、“軟膏”は乳化してある“クリーム”よりも浸透力は落ちる、という弱点は、この特徴からもカバーできそうですね。

このような、よくわからなかった部分は、またいつか調べる機会があればいいな、と思います。また、その他にも、純度のことや動物性と植物性の違いや、どちらがより安全か?など、割と重要そうなことも調べきれなかったので…。

というわけで、スクワランについて書いてきましたが、最後にエモリエント作用について触れたいと思います。上の②で、スクワランはエモリエント効果が高い、と書きました。エモリエント作用、ご存知の方も多いかもしれませんが、調べてみました。

【エモリエント作用】皮膚からの水分蒸散を防いで潤いを保持し、皮膚を柔軟にするという皮膚の生理作用のこと

【エモリエント剤】皮膚に対してエモリエント作用のあるもの。皮膚にとってもっとも理想的なエモリエント剤は、皮脂そのもの。

つまり…

肌にとって理想のエモリエント剤が皮脂そのもの。

皮脂の中に含まれるスクワラン。

それと同じ構造の成分植物性スクワラン。

まさに理想に近いってことじゃないですか!?

繋がったなぁ、って思えた瞬間でした。

話が突然変わりますが、学生時代に、趣味は散歩!と言っていた時期があります。散歩の楽しさの一つに、ある場所とある場所の脳内地図が、突然繋がった時、というのがあります。この道はここに出るのか!とか、ここはあそこの裏だったのか!とか。

今回、色々調べていて、そんな楽しさを色々なところで感じることができました。

逆に、調べても自分の中で結論が出せなかったり、調べれば調べるほど謎が深まる事柄も。「オイル」が広すぎて分からなくなってきたりとか。そのうち「オイル」についても調べたい。

長くなってしまいましたが、まだここ…。マミーズラブの中の、スクワラン以外の成分について、たどりつくことができませんでした。次またいつ書けるとも分からないのであともうひとつだけ!社長に教わった話です。

マミーズラブの成分の中に、「みつろう」がありますが、みつろうは、「保香作用」が高いそうです。なので7年前開封のマミーズラブでも、未だにティートリーの香りがするんですね。

はい、納得。

こんなに長いのに、もし最後まで読んでくださる方がいたなら、ありがとうございました。

参考

化粧品成分オンライン

日本化粧品技術者会

IWASA COSFA/スクワラン、美容業界も注目の驚くべきその作用と安全性

読んで美に効く基礎知識/ロウ類・炭化水素類

LOHASUKE/サメの肝油とスクアレン/スクワレン(squalene)とは

すごい!スクワランオイルの効果

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