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乾燥は怖い。たった1枚の角質が取れないと老化が進みます

こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。

前回は、骨密度を測ってもらったときの話から始まり、森永乳業さんの乳製品、腸内細菌つながりで、

便秘などで大腸が乾くとなぜかお肌も乾き、乾いたお肌は紫外線をはじめとする外からの刺激を防げずダイレクトに到達してしまい、結果、メラニンを作る細胞のメラノサイトを刺激して、シミを作る原因になってしまう・・・。

から、お肌は乾燥させないで欲しいんです!

と、そんなお話をしました。

お肌の乾燥は、他にもいろいろな問題を引き起こしますので、その続きを今日はお話ししますね。

潤いというのは、お肌のバリア機能に関係していますが、それはとりもなおさずアンチエイジングにも関係しています。

若ければ若いほど、傷ついた細胞は、その再生機能によってすぐに作り変えることができますから、いつでも若々しく美しいお肌、しなやかで力強く、自由に動いてくれる体でいることができます。

ところが、年齢を重ねるにつれその再生機能は衰え、なんとお肌の生まれ変わりに至っては、若い頃は28日周期で生まれ変わっていましたが、40歳になると55日もかかって生まれかわっているのだそう!

理論的には、傷んだり、古くなった細胞を、毎日フレッシュで新しい細胞に取り換えることができれば、お肌はいつまでも老化せず、美しさを保てることになります。赤ちゃんとかそうなのですが、羨ましいですよね~

でも、潤い不足によってバリア機能が弱り、その結果、紫外線や風、温度差、触れるなどの刺激によって、肌細胞が傷つきや、それもターンオーバーが遅くなっているせいで、すぐに新しい細胞に生まれ変わることができないとしたら・・・

Wダメージで、お肌の老化の速度が上がってしまうということになるのです。

お肌は、表皮の一番下の層、基底層というところで毎日1層ずつ、作られています。それが下から新しい細胞が作られるたびに押し上げられ、毎日1層ずつ上に上がっていきます。

そうやって14日間の旅を終えるとそこで細胞の核がなくなり、細胞は死にます。死んだ細胞を角質と呼び、次の13日間で徐々に上に押し上げられ、14日目を終えると剥がれ落ちます。その間、お肌を守ってくれています。

最初の14日間の旅も非常に大切で、ここでじっくりと正常に成長した細胞は、質の高い形の揃った角質細胞になり、規則正しく整然と並んでくれます。そのおかげで、潤いが逃げだす隙間ができません。

この角質と角質の間には、細胞間脂質と呼ばれる保湿成分がぎっしりと詰まっていて、例えると、角質をタイルだとすると、細胞間脂質はその隙間を埋めるセメントみたいなもの。

そして、残念なことにこの細胞間脂質は年齢とともに減少。乾燥の一因にもなっています。

ちなみに、角質層というのは正常な状態では14層ありますが、なんとラップ1枚分の薄さ!

そう考えると、そ~っと、そ~っと扱ってあげないといけないんですよね。

そしてなんと、実はこのラップ1枚の中にさらに14層あり、その最上部の角化された最後の1層が剥がれ落ちないと、新しい細胞を作ってくれる基底層に「新しい細胞作っていいよ!」という信号が行きません。

・・・え?そんな、ラップの1/14の、さらに1/14の薄さしかないあの、いわゆる「垢」が、そんな重要な働きをしていたのか!?

私も初めて知ったとき、その信じられないほど繊細な仕組みに驚嘆しました・・・

で、ここからが、私が今日は言いたかったことなのですが、お肌表面が乾燥しているとどうなるか?このラップの1/14の、さらに1/14しかない、角化された角質は、こびり付いてしまい剥がれてくれないのです!

そりゃそうですよね・・・そんなに薄いんですもの、乾燥したらこびり付いちゃうというのも分かります。

ちょっと補足しつつまとめると、

1.お肌は潤いによって外的ダメージから守られている。潤いがなくなるとダメージが直接肌を傷め、老化の原因に。

2.20代のころであれば、お肌は28日周期で生まれ変わり、若く美しい。
(10代までは20日)

3.30代になると、急に遅くなり一気に40日前後に。
ミロビーナでも、この年代は急な肌の衰えに悩んでいる方が多いという印象があります。

4. どんどんこの周期は遅くなり、40歳になるころには約55日!
  個人差がありますが、皮膚科の先生に聞いた時には、
   <自分の年齢×1.5~2.0> とのこと!

50歳で75日、60歳では100日・・・(泣)

5.新しい細胞ができるには、ラップ1枚の薄さの、さらに1/14しかない垢になった角質が剥がれ落ちる必要がある。

6.お肌が乾燥していると、やっと一番上まで到達したにも関わらず、乾いてこびり付いてしまっているため、剥がれ落ちてくれず、新しい細胞を作っていいよという信号が伝わらないという悲劇・・・

いかがでしょうか?

「私、乾燥肌なんだ~」とかって、もう、軽い気持ちで言えませんよね。

「私・・・どうしよう、乾燥肌なの!!!!助けて!!」くらいで、ちょうどよいでしょうか?!

じゃあという事で、スクラブで一気に角質を落とそうとしたり、お肌をこすってみたり、「拭き取り化粧水」をコットンに含ませて、角質を毎日取り去ったりしたくなりますよね。

私も経験あります。やりました、いろいろと。もっと早くラップ1枚について知っていればよかったのですが・・・

これをすると、その時はお肌がつるつるになります!でも、それも1日限り。特に調子が上向くこともない・・・むしろ、肝斑を作っていたかもしれない。

でもこれは、極薄角質をケアするには強すぎる。経験上もそうだと思います。

角質が異常な取れ方をすると、お肌は異変を察知して、基底層が覆慌てて新しい細胞を作ります。極薄の垢が一枚取れたどころの騒ぎじゃないということなのです。

「なんだ~、新しい細胞を作ってくれるなら、角質取っちゃえばいいんだ~」と思ったあなた様。

確かに、私たちはそう思ってしまいますが、お肌はそうは思っていません。

その時の基底層の気持ちはというと、

「ギャー!まずいまずい!肌バリアが破られる!!! なんでもいいから早く新しい細胞作んなくちゃ! そこ、何丁寧にやってんの!? そんなにキッチリ作ってたら、間に合わないから!! とにかく今は緊急事態なの!未完成でも、なんでもいいからどんどん出荷して!」

という感じです。

つまり、パニック状態にして無理やり工場を働かせているため、質の悪い細胞がどんどこ作られ、それが肌表面にまで到達したときには、不揃いの不良品だらけの角質になってしまっているのです。

それらは形が揃ってませんから、角質と角質の間に隙間が空いて、そこから潤いベールとなっていた、細胞間脂質が蒸発してしまい、お肌はますます乾燥!

出荷後も、本来はじっくり成長しながら形を整え最後、キレイな層になるはずが慌てて上に押し上げられますから、じっくり成熟することができません。

かくして、お肌がキレイになりたいと思って頑張ったスキンケアで、自ら乾燥肌を引き起こし、老化を早めてしまっているのです・・・。

体の神秘、お肌の神秘を感じますよね。生命というのは本当に緻密な構造になっていて、とても私たちの頭脳では計り知れないことばかり。

私もこんな風にいろいろ書いていますが、まだまだ知らないことばかりだし、数字の部分や、理論も何か抜けているかも。

今回は、乾燥について仕組みを中心に書きましたが、次はどんなスキンケアが乾燥肌を癒し、効果を発揮するのか、私の体験を絡めてお話しできればと思います。

あ、もしかしてその手前の話になってしまうかも。その時は、ご容赦を!

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ではまた。

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