ホーム > 日々の物語 > 我が家の戦いは続く…(前)

我が家の戦いは続く…(前)

こんにちは。美ナチュラル・ミロビーナ、デザイン担当スタッフすみこです。

突然ですが、私はこの1ヶ月ほど、ネズミと戦っています。
ええ、ネズミです。何かの比喩ではありません。干支がどうこう、って話でもなく、夢の国の話でもなく。
家にネズミが出たんです…。
ネズミ算とかネズミ講などの言葉を生み出すほど、繁殖力の高い、あのネズミが。青い猫型ロボットが気絶するほど恐れる、あのネズミが。

しつこくネズミネズミ言ってますが、許して。だって嫌なんだもん、本当に。

お読みの皆さんの中に、ネズミが家に出る方、あまりいらっしゃらないんじゃないでしょうか。昭和ならともかく、平成さえ過去になり、ときは令和のいまこの時代、例のGほどにはポピュラーではないはずです。


ねずみって、普通に可愛いですよね。
毛が短いけどフワフワそうで、耳が大きくて、ヒゲがピンとしてて、まん丸お目目、つぶらな瞳。ちょこまか動いて愛嬌たっぷり。

アニメなどでも、可愛く賢いキャラとして描かれています。トムとジェリーしかり、ミッキーマウスしかり、とっとこハム太郎しかり(あれはハムスターか)、ピカチュウもガンバもグリとグラも。かわいい。

でもそれ!!写真とか漫画とかイラストとかの2D限定ですから!百歩ゆずって3Dだとしても、動物園で見る時限定ですから!

実際、家の中に出られた時のおぞましさときたら…
Gの比じゃありません。Gなら新聞紙片手に奮闘できる。しかしネズミは何もできない。「ヒイッ」と息を飲んで、一瞬あとから背筋に震えが…ゾゾゾ〜っ
そしてとにかく、とてつもなくいや〜な気持ちになります。ちょっと私の筆力ではお伝えしきれません。この嫌さ。


ネズミ嫌い!しかし嫌いということ以上に困るのは、やはりネズミの持つ菌や病気の恐ろしさです。と、わかってはいたものの、忙しさにかまけてちゃんと調べてはいませんでした。たった今、このブログの為に少し調べたところ、恐ろしく深刻であることに気づき、ちょっとコレ、笑い話にできないなと…。
これまで色々躊躇してましたが、専門業者に駆除を依頼しようと、固く心に誓った次第です!

というわけで、近日中に解決する話として、軽〜く読み流してもらえれば幸いです。
だから、ねずみの本当の恐ろしさについては、ここでは書きません!もうひとつおことわりしておくと、ミロビーナの商品も出てきません!ん?ではここに書く意味は?う〜む。悩む。

さてさて、一ヶ月ほど前の夜中のこと。ほんの一瞬。
パソコン作業をしていて、目の端を何か黒いものが横切った!?
えっ何?何?おばけ?目の病気?飛蚊症的な?怖っ

次の日、息子たちに「お母さん幽霊みちゃったかも」とその話をすると。
「おかあさ〜ん、自分をごまかしちゃダメだよ、Gだよ、G」とせせら笑われました。

う〜ん、もっと大きかった気がするんだけどなぁ。でも、幽霊よりGの方がましだなぁ。ってことで、とりあえずゴキとして片付けることに。それこそ自分をごまかして。

しかし!次の日、早くもその正体が判明しました。
ってそりゃもちろん、ネズミなんですけど。
やはり夜中、今度はしっかりと目撃してしまったのです。小さくて黒っぽい、しっぽが細長い動物、あきらかに「動物」が、冷蔵庫の下に駆け込むのを!

ひぃぃぃぃとか、声出ない。完全にフリーズ。固まり続けること1分、2分。すると今度は冷蔵庫の下から少し離れた引き出しの下へ。見間違いであってくれという儚い望みはもろくも崩れさり。

ぞわわわわ〜って、なるんですよ。ぞわわわわ〜って。
背中のしたから、頭のてっぺんまで、震えが走り抜けるんです。漫画みたい。あ〜嫌。今もぞわぞわしながらキーボード打ってますけど。

普通にみたら可愛いはずの生き物なのに、家の中で目撃するとおぞましく感じるのは何故なんだろう。
そうつぶやく私に、訳知り顔でレクチャーする次男、14歳。
「自分のテリトリーに侵入されて、自分が汚されたように感じるかららしいよ。」

なるほど。一理ある。さらに、「ねずみは病原菌を持ってる」という少ない予備知識もフル活用されて、汚れ感マックスに…。GよりMよりNがよりいっそう嫌なのは、そういうわけか。今ならGもMも冷静に対処できる自信あります。
事実、ネズミ遭遇後のある朝、冬なのにめずらしくGがヨロヨロ歩いて来たんですが、「そろそろ死にそうだなぁ」と、見逃してやりました。汚され感10を知っている私にとって、汚され感3は大した害ではない。何の自慢にもならないことですが。

ちなみにMとはなんのことかお分かりですか?足の沢山生えてるあいつです。そんなものまで普通に出るとか、まったくどんな家に住んでいるのか…しかも冬にGが出るってね。

Mに噛まれる痛さを知っているため、Mも私の天敵ではありますが、それはまた別のお話。
だいぶ話がそれましたが、ネズミが出てからの我が家はと言えば。

もちろん、ネズミ対策です。
対策①、超音波式ネズミ撃退機。
ただし、ネズミの種類によっては効かないらしい。その撃退機の性能による部分もありますが。また、一旦効いても、すぐに慣れてしまうらしいとか、でもそれは周波数が変動するタイプの、2万円近くする超音波発生器なら耐性が付くのを防げるとか。
まぁ色んな話がありましたが、すぐに使いたかったので、近所のホームセンターで3千円ほどのものを購入。本当は、それぞれの階におくべきですが、とりあえず一個買って効果のほどを見てやりましょう。

対策②は、掃除です。
ネズミが隠れやすい場所を作らない。ネズミの餌となるものを落としておかない。糞が落ちていた場合に見つけやすくする為でもあります。うっかり踏んづけて撒き散らしてはいけないし、掃除機でも吸わない方が無難。排気口から色々出そうなので。

ネズミ対策で整頓、清潔に気を配った結果、常時散らかりっぱなしのズボラな我が家が、家中ピカピカに!というわけには、さすがにいきませんでしたが、それでも以前よりは見違えるほどキレイに保たれていると思います。
この私が、毎日寝る前に掃除機をかけるなんて…!(だからどんな家に住んでいるのか)

対策③ネズミの撒き散らす菌の除去のため、アルコール除菌スプレーもことあるごとに撒きまくります。テーブルはもちろん、食器引き出しの中に平積みしている皿の一番上を使う時も、シュッとしてテッシュで拭き取り。糞を片付けた場所にもシュッ。
除菌とか、消毒とか、ちゃんと意思をもって執り行うのは、こどもがロタウィルスに感染した時以来かも。

それから本当は、部屋や屋根裏などをくまなく捜索し、ネズミの侵入経路を塞ぐべき(対策④)なんですが、それはちょっと怖くて…。だって会いたくない。見たくもない。
同じ理由から、ねずみ取りの類(対策⑤)も一切使いたくない。ホイホイハウス形式でも無理。見えなくても、中に入っていると思うだけで…。うぎゃ〜
毒餌(対策⑥)もだめです。見たくもないけど、見えないところで孤独死して朽ち果ててるとか、もっと嫌です。

あれっ。結局ほとんど何もしていないのでは?とか言うことなかれ。
普段の生活の、心構えが違います!

まさかミロビーナのブログに来てネズミの話なんか読まされるとは…、って感じですよね。
だれの役にも立たないこんな話ですが、うっかり既に2500字を超えてしまったので、ねずみへの心構えにつては後編に続きます。もちろん、たいそうな心構えじゃありません。あしからず。

前編にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

関連記事

コメントする

ja日本語
上部へスクロール