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風邪を治すナチュラルケアパート1

薬って、本当に必要? 実は怖い風邪薬

こんにちは! ミロビーナ、(有)美ナチュラル代表の木川です。

ここ続けて、スキンケアに関する記事を書き続けてきていましたが、ミロビーナでも、風邪対策のサプリメントが良く売れているので、風邪からご自分はもちろん、家族を守る方法について少しご案内しようかなと思います。

突然ですが、我が家では風邪薬というものはなく、風邪を引くとハーブティー、ハーブサプリメント、抗菌アロマといったものを駆使してケアしています。

そのためか、娘が中学2年生の時、彼女の口から衝撃的な発言が・・・!

それは、

「ねえ、お母さん、うちに風邪薬ってある? どんな味?!」と。

ん? あ、そーか。彼女が物心ついた時から、我が家では、風邪と分かっているのに通院したり、風邪薬を飲んだりという選択肢はなかったから・・・。

我が家の子どもたちも、人並みに風邪を引いたり、水疱瘡になったりしましたが、恐らく周りの家庭に比べて、病院に行く回数はものすごく少なかったと思います。もちろん、あえてそうしていましたが、そんな私を母親としてダメな人、変な人!と、思っている人も少なからず・・・(笑)

確かに、風邪と一言で言っても、実は肺炎だったり、重篤な感染症のこともありますので、下手なことは言えませんが、すべては免疫力にかかっているという事は、多くの方がご存じだと思います。

実はその免疫力というのは、この恵まれた衛生的な日本では特に弱めてしまいがち。

時々、いかにもパワフルで丈夫そうな大人が

「僕も、小さい頃は病弱で学校にもあまり通えませんでした」

なんて、びっくりするようなことを言っているのを見聞きすることがありますが、小さいころにたくさんの病気をしたことがある人は、免疫力がすごく高性能になることが多いのです。

うちの長男は風邪を引きやすい子で、食も細く、しょっちゅう熱を出していましたが、ある年齢からものすごく丈夫になって、周りがインフルエンザで倒れていても、自分は感染せずに元気に過ごし、学校もほとんど皆勤賞という感じでした。

それはおそらく・・・

彼は数多くのばい菌に感染したため、その分だけ抗体ができて、同じ菌にはもうやられなくなった・・・というだけでなく、

感染するたびに、しっかりと自力で治していたから、免疫が高性能になったのだと思います。

しっかり風邪を引いて、手順通りに治していくことを繰り返しているうちに、だんだんと免疫たちが慣れて、ウイルスが入ってくると素早く対応されるようになり、結果、出会ったことがないウイルスが入りかけても、ウイルスが増殖を始める前に免疫たちがやっつけてくれているのです。

そう、ポイントは、風邪を引いた時、体が欲していない余計なことをせず、しっかりと適切に引かせてあげること。

最近はお医者さんも、風邪を引いたらむやみに薬を飲まず、自力で治すことが大切だといってくださるようになりましたが、まだまだ薬に頼ってしまう方が多いのが、とても残念に思っています。

何故なら、薬に風邪は治せないから。風邪を治せる薬ができたら、ノーベル賞ものだなんてセリフを、どこかで聞いたことがあると思います。

まず、風邪を引いて病院に行くと、咳止め、解熱剤、抗生物質などを処方されることが多いと思いますが、これらは、風邪の諸症状を一時的に緩和させ、辛さを軽減させてくれるだけ。

辛さを乗り越えれば、免疫という大切なものが手に入るのですが、辛いのが嫌だという声に応えているだけなのです。

そして風邪を引いたときの諸症状について知っていて欲しいのが、

・咳は、ウイルスを外に追い出そうとする免疫反応の一つ

・鼻水も、ウイルスを外に追い出そうとする反応。

・鼻詰まりは、鼻腔の粘膜から侵入しようとしているウイルスを、炎症反応(腫れると熱を帯びます)で、殺菌しようとしている状態。

・喉の腫れは、喉という一番ウイルスの侵入に敏感な場所で、白血球が炎症という熱を使ってばい菌を殺している時の症状。

どうでしょうか? なんという、見事なネットワーク機能!

ただ、免疫たちがそこまでしてウイルスを殺そうとしても、ウイルスの繁殖力のほうが勝ってしまった場合・・・

・体は、命の危険が迫っていることを察知し、発熱という【最終手段】に出るのです。

風邪は冬にはやりますよね。それは、ウイルスは低い温度だと爆発的に増殖することができ、逆に熱には弱いからなのです。

ここまで読んで何となくお分かりだと思いますが、咳を止める、喉の腫れを鎮める、鼻水を止める薬を飲むという行為は、体にとっては迷惑千万!

子どものためと思って、病院や薬局に薬を買いに行って飲ませているのが、実は風邪の治りを遅くさせ、逆に命の危険を増しているのです。

一番恐ろしいのが、解熱剤。

発熱は、体にとっても体力を奪うある意味リスキーな現象。体力が持たなかった場合、死が待っています。それでも、発熱させたほうがいい、そこまで危険が迫っていると体が判断したから熱を出し、ウイルスに対して総攻撃をかけている。

よく考えると、熱が出ているときは汗もかきませんし、食欲も止まります。だるくて、歩き回るのも辛い状態。とにかく辛い!見ている家族もお医者さんも、どうにかしてあげたくなるのはとても分かります。

でもこの症状って、どうして起きているのでしょうか? 実は、わざとなんです!

・汗をかくと体温が下がります。そうなるとウイルスを殺すことができません。

・食欲が下がるのは、食べて消化する行為には、思いのほか体力を使います。今は、全力でウイルスに対抗すべき時なので、体は食欲を止めます。

・だるいのは・・・もうお分かりですよね? 余計な体力を使わせないため、動きを制限しているのです。

風邪やインフルエンザにかかるのは、子どもやお年寄りなど体力がない方に多いですよね。でも、大人でしたら、原因は疲れているから。

大人ですから、十分な体力をもち、多少のウイルスが襲ってきても、実は普段から全部完璧にシャットアウトしています。

それなのに風邪を引いてしまったという事は、心身に疲労がたまって免疫が十分に働けないから。

風邪を治せるのは、自然治癒力だけ。薬や薬草、抗菌アロマも、それを補うだけしかできません。風邪を引いたら、暖かくして水分をしっかりとって、ゆっくりしてたっぷりと寝る。

それが一番の治療法です。テレビのCMで、風邪薬を飲んて仕事に行くみたいなのを見ると、製薬会社って残酷なこと考えるなーと、いつも思います。

次回は、そうは言っても少しでも体を助けるための、風邪対策サポート法をミロビーナ風にご紹介しようと思います。あくまでお、自然治癒力を高めるための方法で、風邪薬ではありませんが、結構効果があります。

ということで、今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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