ちゃんと使えば効果抜群!化粧水のこと-02

こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。

前回は、意外と適当にしてしまう、化粧水の役割についてお話ししました。

今回は、化粧水で美肌になれる使い方をお話ししようと思います。

まず、今は冬なので、冬のお肌についても少し。

今年の冬は、暖冬傾向だそうですが、寒くなるとどうしてもお肌は乾燥してしまいます。

あなた様は大丈夫ですか?

寒くなると、体温を逃がさないように、毛穴を閉じてしまうので、寒いところにいると、どうしても皮脂の分泌が減ってしまいます。

逆に暖房の効いた部屋にいると、今度は空気が乾燥しているので、水分が奪われ、夕方鏡をみて、シワシワの肌にびっくり!

なんていう事、ありますよね。

または、

オイルやクリーム、美容液などで、いつもよりしっかり保湿しているのに、なぜかシワシワになってしまう・・・

と思ったことありませんか?

それ、もしかして、化粧水を見直すことで、解決できるかもしれません。

ついつい、適当になってしてしまいがちな化粧水。

でも、先ほどもお話ししたように、お肌に一番必要なのは水分!

そして、どんな水分を与えるのかも重要!

ご存じとは思いますが、お肌の水分量と、肌年齢は相関性が高く、

水分が多いとお肌は透明感にあふれ、若々しい。
逆だと、年齢以上に年を取ったお肌という事になります。

なので、特に冬の化粧水はスキンケアの非常に重要な水分補給のステップなのです。

また、化粧水には、水溶性の成分が溶け込んでいることが多く、お肌になじみやすいので、植物性の化粧水がおススメです。

ミロビーナでは、芳香蒸留水がベースになった化粧水を取り扱っています。理由はハーブを蒸留することで芳香蒸留水(ハーブ水)は採ることができますが、そこにはエッセンシャルオイル(油性)では採れない、水溶性の有効成分がぎっしりと含まれているからなのです。

例えば、月桃(げっとう)には、非常に豊富な抗酸化成分や、タンニンなどのポリフェノールも含まれているので、エイジングケアや、引締め効果、美白効果、そして強力な抗菌作用まであり、防腐剤も一切不要という、人知を超えた働きを持っています。

ローズもローズウォーターで有名ですが、月桃ほどの抗菌力はありませんが、やはり水溶性の水分が非常に豊富で、化粧水としてエイジングケア効果や引き締め効果を発揮してくれます。

他にも、カモミールやラベンダー、ハマメリス、へちま水なども、穏やかで、でもしっかりとした働きをしてくれます。

ですので、ミロビーナではこうした芳香蒸留水をベースにした化粧水を高く評価しています。

この芳香蒸留水に、天然保湿成分の一つ、グリセリンを少量混ぜてあげるだけで、簡単なのに、効果抜群の化粧水が出来上がります。

いろんな有効成分をブレンドした、本当にいろんな化粧水が出ていますが、実はこのシンプル化粧水は本当に侮れず、高級化粧水にも劣らない効果を発揮することができます。

その秘密は、しつこいですが、天然の芳香蒸留水には含まれている成分が非常に多いから。

グリセリンは、100mlの芳香蒸留水に対して、基本5ml程度を混ぜるだけ。手作り化粧品基材として売っているものが安心です。

冬は、これに数ミリ多く入れ、保湿力を高めてあげます。お肌とは、外界から体を守る繊細なセンサーですので、日々状態が違います。私たちも、毎日は無理ですが、せめて夏と冬とではグリセリンの量を変えるなどして、その時にピッタリの化粧水を作ることをおススメします。

その小さな違いが、大きな違いを生んでいきますので、是非習慣にしてあげてくださいね。

ここで一つ、スキンケア知識として覚えていていただきたいことがあります。

それは、芳香蒸留水は美容効果が高く、ほんのわずかですが保湿力もあります。

でも、それは本当にわずか。時々、海外のナチュラルケアの本などに、そのまま化粧水として使うと紹介されているものがありますが、ミロビーナ的にはおススメできません。

理由は、お肌というのは、ご存じの方も多いと思いますが、水分が蒸発するときに、もともと持っている、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどといった、

大切な天然保湿因子も一緒にもって蒸発してしまうことで、お肌に潤いを保つ力を徐々になくしてしまい、そんな、乾燥しやすいお肌に自らしてしまう、悲しい原因になってしまうから・・・。

時々、保湿成分を含まない温泉水や、精製水だけを化粧水代わりにしている方もいらっしゃいますが、聞くたびに心配です。ミネラルには確かに保湿力がありますが、グリセリンやヒアルロン酸に比べ、それほど高くありません。

それなのに、世の中にはお肌の潤いを奪う要因が山ほどあり、日々私たちのお肌を襲ってきているのです・・・!

最後に、化粧水の使い方について。

せっかく、良い化粧水を使っているのに「あれ?」と思うお肌に、時々出会います。そんな方も、この方法に切り替えることで、輝く素肌を手に入れることが可能!

それはとても単純。

ポイントは量!

「お肌全体にいきわたる量」

では、実はぷりぷり肌のためには足りていません。

水分は、角質層に十分浸透させる量が必要。

乾燥した角質層にまで浸透させるには、

「お肌全体にいきわたる量」

では、足りていません。

もったいなく感じるかもしれませんが、化粧水は、

お肌から垂れてしまうくらい、ジャバジャバ使うのが正解(*^^)b

よく、モデルさんが書く美容本を読むと、たいてい流れ落ちるくらいたっぷり使うと、書いていますが納得です。

化粧水はとにかくたっぷりが基本。

これ以上入らない!

というところまで、丁寧になじませることができれば最高!

そこまできちんとなじませてあげると、透明感も全然違います。

なじませ方にもコツが。

お肌はあまり強くパタパタと叩かないようにしてくださいね。刺激が強すぎるのです。

優しく、抑えこむ感じで、何回もハンドプレスする方法が一番お肌に浸透しますし、悪い刺激も与えず安心です。

コットンの使用も、基本的には反対派です。コットンの皮膚刺激が侮れないからです。手の平で優しく行うのがベストかなと思います。

ただ、コットンを使ったローションパックなら良いと思います。こすらないですし。またパックをすることで、手で入れるよりも多くの水分を送り込むことが可能です。

ということで、今お手元の化粧水が夏用だったり、さっぱりタイプの方は、ほんの少しグリセリンを足して、乾燥によるお肌の傷みが進まないようにしてみてください。

* 質の良い化粧水を

* その時期に必要な保湿力に調整し

* 角質層にこれ以上無理というくらい浸透させる

そんな方法で、シワシワ肌予防、瑞々しい美肌作り、一緒に頑張りましょう!

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ではまた。

関連記事

コメントする

ja日本語
上部へスクロール