こんにちは! ミロビーナ、(有)美ナチュラル代表の木川です。
私にも少しは友人がいるのですが、
「お肌、すっごくキレイだよね!どうしてなの?」
なんていう風に聞かれることもあるのですが、その答えは一言では言えないので、お試しセットを使い方やコツもお話ししつつ、おススメするんです。で、保湿ジェルもおまけしてあげたりして。
ちなみに、お試しセットの中身は、
セサミソープ(オーガニックソープ)
セサミオイル(オーガニックスキンケアオイル)
セサミクリーム(オーガニックスキンケアクリーム)
月桃化粧水(ハーブの化粧水)
で、数日後、「あれ、すごくいいね!お肌が明るくなって、柔らかくなってきた~」と、嬉しそうに報告してくれたりして。確かに、お肌が変わり始めてる!
でも、しばらくするとまた、あの時の透明感が失われて今までと同じお肌に戻っていて。聞くと、
「私、脂っぽいのが好きじゃなくて、オイルとクリーム使ってないのよね。」と。
「でも、あのジェルはいいよね!しっとりして気持ちいいの。オールインワンだよね!」
みたいに言われること、本当に多いんです。
ハッキリ言って、美しい素肌を年齢に負けないように保つには、乳液止まりのケアでは、まったく保湿力が足りません。
オールインワンジェルなんて、足りなさ過ぎて足りなさ過ぎて、その人の未来の顔が浮かぶようです・・・。
あ~あ~、日本人ってどうしてこんなにオイル嫌いなのかな・・・。
本当にオイルを使ったべたつきを感じるケアが嫌いな方、多いです。嫌悪している方も少なくなく、化粧水で終わらせたり、ジェル1本で済ませてしまわれる方の中には、シンプルケアが一番なんだ!となぜか、強気で言ってこられることが良くあります。
私的には、それにははっきりと違っているといいたいのですが、
オイルを嫌悪するその理由はいくつかあると思いますが、私が勝手にその理由だと思っていることは、以下の通り。これは、自分の勝手な推論なので合っているかどうかわかりませんが(笑い)
1)日本は、春が終わるころからどんどん蒸し暑くなり、残暑もかなり厳しい気候です。そのため、べたつくオイリーなケアが大嫌いになってしまった。
2)基本的にデリケートな感覚を持っているので、お肌に重い感触がする油分が、気持ち悪いと感じてしまう。
3)きれい好きな国民性のため、油分はニキビを作ってしまう悪いもの、取り去らなくては!という強迫概念じみた感覚がある。
4)日本の美。白粉と赤い紅。マットなお肌が美しいという美的感覚が根強い。
5)「テカっている」お肌というのは、何かとてつもなく恥ずかしいものに思えてしまう。
などでですが、やっぱり大きいのは、オイルは肌を荒らす、オイルはニキビを作るもの、オイルは余計な物、汚れなんだ!という間違った概念が根強いことではないかと思います。
もちろん、一昔前の質の悪いオイルや、ベビーオイルに代表される鉱物油(ミネラルオイルとかって、最近は言われていますが単なる鉱物湯です)は、肌を荒らし酸化させ、老化を促進します。
だから、悪いものという事ができます。
でも本当は、オイルとはお肌に良いもの。特に植物油は保湿、肌荒れ、老化防止には最高の働きをしてくれます。
よく考えてみると、植物油って、種を絞って作られているものですよね?
菜種湯、ゴマ油、亜麻仁油、グレープシードオイル(シードは種ですよね)、アプリコットオイル、椿油、オリーブオイル・・・
みんな、種!
で、種といえば、これから成長するための栄養やエネルギー、若さの源がぎ~~~っしりと詰まった、まさに老化防止には最高の成分を大量に含んでいる存在!
ですから、質の高いオイルは、お肌に塗ったり、食べたりすると、お肌も体も若いエキスによって生き生きとさせてくれるというわけなのです。
ただし、だからといって油がどれもお肌に塗ると美肌効果が素晴らしのいかというと、それも違うのが難しいところ。
オイルを絞るには、いくつか方法がありますが、熱をかけるとたくさんオイルが絞れるので、高温な状態で絞っているもの、溶剤を使って効率的に圧搾しているものなどもあり、そうやって採れたオイルの質は低く、肌へのなじみが悪く、顔色をくすませ、べたつきもひどかったりします。
基本的に、安いオイルはこうした品質なので、使わないほうが良いです。
良いオイルは、まずオーガニックであること。あるいは有機栽培。そうやって栽培された植物は基本的に含まれている栄養素が多く、スキンケアで効果を発揮しやすいから。
効果が出るか出ないかは、少し乱暴な言い方にはなりますが、そのオイルの含む栄養成分、有効成分の量が多いか、少ないかの差。
だから、もともと栄養分が豊富に含まれている可能性の高い、オーガニックが良いのです。
もう一つは、溶剤などを使わず原始的に押しつぶしたりして絞る方法を使っていること。溶剤は肌を刺激し、肌荒れの原因になりますし、余計な成分まで抽出してしまうことも。
後は、低温圧搾であること。コールドプレスという名前でも検索するといろいろ出てくると思いますが、この低温であることもとても大切です。
オイルに含まれる成分は、熱に弱いものが多く、また熱によって成分が変化して肌を刺激してしまう場合も。(逆もたまにあります。刺激物が過熱によって消える場合です)
そして、ここが意外と盲点なのですが、精製をしていないことが重要です。
例えばホホバオイルは、スキンケアオイルとして有名ですが、無色透明な物と、黄金色に輝いているものの二つがあります。これは、精製をしているか、していないかの違いです。
ミロビーナで扱っているセサミオイルも、一切精製をしていません。
そうすると、含まれる成分が多いだけでなく、自然界にあったときのままで、お肌に働きかける力も高くなるからです。
ホリスティックという言葉を聞いたことはおありでしょうか?
植物に含まれる成分は、分析できないほど微量で多彩な成分が実はたくさん含まれていて、それぞれが自然の驚くべきバランスで作用しあっています。
人が何かの成分を壊したり、抜いたりすることで人智を超えた最高の効果があってもそれを壊してしまったり、逆に、毒性を発揮させてしまうこともあるのです。
だから、本来植物に含まれていた状態に限りなくちかい形で使うことが、最も安全で、効果的だといわれています。
ではなぜ、精製をするのかというと、扱いが簡単になるからという理由が最も多いようです。
オイルは保湿力だけでなく、エイジングケアやお肌の生まれ変わりを早くする、肌荒れを癒す、など、様々な効果を持っていますが、精製することでその力のほとんどが失われます。
今日は、オイルについてざっとお話ししました。あなた様の美肌のお役に立てましたら、幸いです!
ではまた。