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芳香療法、アロマテラピーの魅力

こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。

私は、今はスキンケアのお店をやっていますが、日本アロマ環境協会のアロマインストラクターの資格も持っていて、アロマ教室なんかもやっていたことがあります。

現在50歳の私ですが、始めた当時は、アロマテラピーがようやく日本で知られるようになってきていたころで、私も20代後半。

まだ珍しかったアロマテラピーですが、植物が好きだったことと、香りの魅力に引かれて、自由が丘の学校に、2年ほど通い、勉強をしました。

それまで、ナチュラルじゃなくちゃ!環境を守らなくちゃ!というような考えも気持ちも特になく、普通にケミカル生活を送っていましたが、

このアロマスクールに通い、自然や環境、人体に対する新しい知識を得たことが、今のナチュラルなものに関心を持ち、また、便利なものに疑問を持つようになったきっかけでした。

アロマの学校では、アロマを使ったケアだけでなく、健康学、栄養学、アロマにまつわる化学的、また歴史など、アロマを役立てるのに必要なことを、全体的な勉強をしたのですが、

その中で、エッセンシャルオイルの特性はもちろん、アロマテラピーを行うときに使う、さまざまな植物オイルなどについても同時に学びました。

それが、今のナチュラルなスキンケア製品を理解する原点になっています。

今日からは、そんなアロマテラピーにまつわる事柄を、まずは、アロマテラピーって何?
といった全体論から始め、

ラベンダー精油やホホバオイルっていうのは、こういう植物で、こんなところが原産で、こんなことに使われているんですよ。みたいな、各論まで複数回にわたってお話ししようと思います。

私達の生活に、植物は欠かせません。私たちのお肌にも、ケミカルなものより、長い間慣れ親しんできた植物のほうがよほどなじみやすく、効果も発揮してくれると、私は経験上、確信しています。

まず、「アロマテラピー」の呼び方ですが、「アロマセラピー」と呼ぶところもあります。この言葉は、aromaアロマ(芳香)による、therapy 療法(セラピー)ということで、フランスのルネ・モーリス・ガットフォセという、調香師でもあり、研究者でもあった方が考えた造語です。

(ググると、Wikipediaにも大々的に載っている有名な方です。)

彼が、アロマテラピーの研究を真剣に始めたきっかけがあるのですが、私もそのエピソードを聞いたときに、植物の力ってすごいんだ、アロマの精油って香りを楽しむだけじゃなくて、本当にこんなことができるだ!と感動した覚えがあります。

そのエピソードとは、彼は1910年、大やけどを負ってしまうのですが、その時とっさに昔から「火傷にいい」と言われていた、ラベンダー精油が入ったツボに手を突っ込んだのだそうです。

すると、痛みがみるみる引いて、傷も跡形もなく治ったそうなのです。
(実際には少し違っていたようですが、ラベンダー精油のおかげで火傷が治癒したことは間違いないようです)

それ以前も、当時アロマエッセンシャルを用いた民間療法はあったようなのですが、精油の治癒力を目の当たりにしたことで、研究を進めるきっかけになり、

その後、健康や美容に有効な使い方などを体系的に著した本を書きあげたのです。

それが、『Aromatherapy』 (和訳:芳香療法)という本で、この時初めてアロマテラピー(アロマセラピー)という言葉が誕生したといわれています。

それは、1937年のことで、実はアロマセラピーという言葉が生まれて、100年もたっていないのですよね。

そんなアロマセラピーでは、もちろん香りのエッセンス、精油が使われるわけですが、ここで少し言葉の整理をしたいと思います。

よく日本では、エッセンシャルオイルのことを

・アロマオイルとか、
・精油とか、
・エッセンシャルオイルとか、
・アロマエッセンシャルオイル
・または、略してオイル

と呼ばれ、混乱しやすい状況にあるように思います。

まず、精油とは、エッセンシャルオイルの和訳ですので、同じものを指していて、問題はありません。

次に、アロマエッセンシャルオイルですが、わざわざアロマを付けていますが、そもそもエッセンシャルオイルとは、アロマ(芳香)のあるものですから、アロマを付ける必要性はありません。

ですので、一番正確で、すっきりとした言葉は

エッセンシャルオイル

又は、

和名の精油

となります。

さて、私もいろいろな記事やネットショップを見ていて判断に困るのが「アロマオイル」です。

アロマというのは「香り」、「芳香」を指す言葉ですが、もともと、アロマオイルというと、ポプリなどに使われている人工的な香料のことを指すのです。

ポプリはまだアロマテラピーがはやる前からありましたので、そのころ、アロマオイルと呼ばれていたんですよね。

それが、エッセンシャルオイルを使ったトリートメントや、製品が一般的になってきたことで、アロマの知識が少ない方が、エッセンシャルオイルよりも、アロマオイルのほうがイメージが近いということで、だんだん使用するようになり、今の状況になってしまったのだと思います。

現状、その辺りは文脈で判断するしかないのですが、大切なのはアロマテラピー効果があるかどうかという点を、しっかり理解することです。

「アロマオイル」は、アロマの世界ではあくまでも人工的な香りのエッセンスのことで、アロマテラピー効果は一切ありません。

そう、ここが重要なのです!

ポプリに使うアロマオイルや、市販の「~の香り」として売られている芳香製品は、それがもし、100%エッセンシャルオイルを使っていないとしたら、アロマテラピー効果はありません。

もしあなたが、その人工的な香りを、心地よく感じたとしても、アロマテラピー効果は体の中では起きていないのです。

アロマテラピーとは、あくまで100%ナチュラルなエッセンシャルオイルの香り成分そのものに、薬効があることで、私たちのホルモンや、脳内物質、お肌などに作用してくれるのです。

例えば、ラベンダー精油の香りを嗅ぐと、その薬理効果で私たちの脳はセロトニンという物質を分泌させます。また、痛みを感じる神経をブロックし、鎮痛作用ももたらします。

といったように、そうした薬理効果を持つものが、エッセンシャルオイル。

人工的な香り成分と、エッセンシャルオイルの香り成分は、まさに似て非なるものなのです。

次回は、エッセンシャルオイルとは、そもそも何なの?ということで、お話ししたいと思います。

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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