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女性特有の、お肌の衰えを乗り越えるには?

こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。

突然ですが、私は今50歳なのですが、やっぱり若く見られることがあると、お世辞でも嬉しかったり(笑)

それほど若さというのは、ある意味、かけがえのない大切な物というか事で、私たちは失いたくないと強く願っているものだと思います。

特に女性にとって若さは、ものすごく重要な意味を持ち、その後一生、加齢というものと心も体も戦っていくことになる人がほとんどではないでしょうか?

今回は、その若さについて、美容と女性の一生という観点から、私たちができることとできないことについて書いてみようと思います。

そんな私には、別れた夫との間に生まれた、今、まさに若さの塊のような、息子と娘がいますが、息子はもう成人しているので少しずつ貫禄が出てきていて、ただのフレッシュなだけではなくなってきている感じもしています。

それを成熟というのか、もう若くないというのか、日本は特に年齢を重ねることの価値について、あまり認める文化ではないように思います。

10代後半の娘までが「もう、年だし」などというと、ちょっといら立ちを覚えますし、何か言い訳をしているようにも感じて、あまりいい言葉じゃないですよね。

本当なら、「年とともに、自分というものが以前より、豊かになった」と自然と思えるのが、前向きで私は好きな考え方です。

年齢と美容の観点から言うと、女性の美しさは、生殖機能と密接に関係しています。無条件に一番美しく輝くのは10代後半から、20代後半まで。

ここは、まさに女性が花開く時期。男性から見るとドキドキさせるような、透明感の溢れる美しさを放つときでもあります。

カンの良い方はお分かりかもしれませんが、人も動物ですので、雄を引き寄せて子孫を残すために、出産と子育てに最もふさわしい年代になると、女性ホルモンが豊富に分泌され、以下のような変化をもたらします。

瞳がウルウルとし、美しく輝く
お肌はしっとりと滑らかで、思わず触りたくなる美しさに
髪も豊でつやつやと輝き
ほのかに女性らしい甘い香りを放つ

と他にもありますが、そんな感じで透明感のある美人さんに、誰でもなる事ができるのです。

女性ホルモンは、卵巣と大きく関係し、卵巣の状態が良い人は女性ホルモンの分泌も良く、美しさに磨きがかかりやすい。

その頃の女性は、女性の人生の中で最も妊娠しやすく、そのお年頃の方の卵子は精子にモテモテで、精子は卵子の存在に気が付くと我先にと突進していくことになります。

逆に、30代を超えてくると、卵子のモテモテ度は下がり、精子がそんなにたくさん集まってくれなくなります。女性の人生設計もいろいろですが、妊娠や子育ては20代で行うのが、体的には最もうまくいくシステムにはなっています。

何が言いたいのかというと、私たちがいくら若くいたいと願っても、自然界からすると、妊娠と子育ての適齢期を過ぎれば、もう、男性を引き寄せために、美しくする必要性が少なくなり、瞳やお肌、髪を美しく保つために、大切なエネルギーを注ぐことをしなくなっていく訳なのです。

つまり、女性が無意識に求める一般的な美しさというのは、男性に魅力を感じてもらうためのもの。

そんなの悔しい気もしますが、仕方ありません。私たちも、これまでもこれからも自然界の掟に沿って生きていく自然の一部なのですから・・・

男性も外見は衰えますが、特にお肌の衰えは一定のスピードで進むもの。対して女性は、男性に比べて年齢による衰えが、突然現れるので、ショックも大きい。

一つが、卵巣の働きが最高レベルだったのが、落ちていく20代後半から30代。
もう一つが、閉経を迎える40代半ばから50代。

どちらも、女性ホルモン(ここでいう女性ホルモンは主に卵胞ホルモン、エストロゲンのことです)が突然減るタイミング。

となると、外見もこの時、ガクッと衰える感じがして、その落差に焦ったり、絶望したりしてしまうわけなのです。なので、新しいスキンケアを探す方が多いのも、この年代の方が非常に多いわけなのです。

かくいう私も50歳ですから、最初の波にも揉まれましたし、悩みました。そして次の波が押し寄せようとしてきている間際にいます。

でも何とかまだ、急激な衰えに押し流されないよう、頑張っている感じです。ただ、少しでも気を抜くと一気に行ってしまう雰囲気があるので、スキンケアの手を抜けないなとは思います。

では、その女性ホルモンに翻弄される衰えの幅を、少しでも小さくするにはどうすればいいのか?女性ホルモンを補充すればいいのではと私も思いましたが、意外と難しい。大豆には女性ホルモン様の働きがありますが、じゃあ、毎日1丁ずつ豆腐を食べるかというと、それも非現実的。

繰り返しにはなりますが、お肌の衰えと乾燥は密接に関わっています。冒頭に書いたように、

瞳がウルウルとし、美しく輝く
お肌はしっとりと滑らかで、思わず触りたくなる美しさに
髪も豊でつやつやと輝き
ほのかに女性らしい甘い香りを放つ

これって、最後の1つ以外、みんな潤いですよね?

そうなんです、衰えていく=体の水分量が減っていく

事なのです!

若く見える=潤っているという事なのです。

おばあさんと、赤ちゃんの違いって、明らかに潤いですものね。

水分、油分が減るとお肌は萎みますから、ハリのないお肌になります。
ハリがない状態が続くと、今度は表面だけでなく深い部分からたるんでいきます。
潤い不足の乾燥したお肌は、こびり付いてはがれにくいので、新陳代謝も遅くなり、顔色が悪くなっていきます。シミも増えやすく。
乾燥すると、キメが乱れますので、透明感もなくなり枯れたような外見に。

ということで、若々しさとは、潤いと輝き!

お肌は体の状態の鏡ですから、本当はいくつかのことに気を付けてあげるとよいのですが、どの方法を行うにしても目的は潤い!

普段から水分をとにかくよく取り。
お肌の保湿もぬかりなく行い、油分もしっかりと補い
お肌と体の水分量を高く保つこと!

イギリスのロック歌手だったデビッドボウイ。

彼がこよなく愛した妻のイマンは、現在65歳くらいですが、知的で驚くほど自然な美貌を維持している方で、前から興味があったのですが、何かのインタビューで、全身の保湿だけは欠かさないと、おっしゃっていました。

そう、いろんな成分、いろんな美容法がたくさんたくさん出ていますが、最も効果的なやっぱり、十分すぎるほどの保湿なのです。

忙しいからオールインワンで終わり、べたつきが好きじゃないから、化粧水で終わり

という方は、その2度の衰え時期に、ガクッと大幅に落ちていきますのでお気を付けくださいね。

今は大丈夫に見えても、その時が来たら・・・

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ではまた。

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