こんにちは!(有)美ナチュラル代表の木川です。
ミロビーナでは、固形石鹸での洗顔をとても大切に考えています。今日は、本当にキレイになれる洗顔について、考えてみたいと思います。
ミロビーナでは、お肌をキレイにしたい方、肌荒れにお悩みの方、シミや、シワ、毛穴などにお悩みの方、そんな、お肌に困っている方に、いかに悩みを解消して、キレイになってもらえるか、だけを考えて、お客様に真摯に接してきました。
そんな経験を長く積み重ねているうちに、お肌に困っている方、あるいはミロビーナの、実力のあるスキンケアを使っているのに、思ったほど悩みが解決できない、キレイにならないという方には、パターンがあることが分かってきました。
その一つは、お肌が喜ぶ洗顔の仕方ではない場合。これはかなり重大な問題で、そのあといくら、効果のあるスキンケアを使っても、なかなかキレイになれず、またコスメジプシーになって辛い日々を過ごしていく・・・
本当に残念なのです!
でも、お肌が求めている洗顔方法をしっかり理解して、マスターしてもらえれば、あなたのお肌は一段も二段もレベルアップするはず!
もしお肌にお悩みなら、あなたの洗顔方法を一度、見直してみて下さいね。
基本的な洗顔のルール
1)一日2回、朝起きた後と、一日過ごした後の夜の2回、洗顔する。
2)固形石鹸を使うこと。洗顔フォーム、ジェルなどはお肌を荒らす原因です。
3)毛穴が気になるからと言って、ディープクレンジングと称して、洗い流せるタイプのクレンジングは一切使わないでください。
4)十分に泡立てて、洗浄成分が残らないように、完全にすべて洗い流します。
5)顔を拭くタオルは、できるだけお肌に刺激の少ない柔らかいものを。また、柔軟剤や香料の入っていないもので。
と、5つの洗顔ルールをご紹介しましたが、いかに、それぞれその理由を簡単に説明したいと思います。
1)一日2回、朝起きた後と、一日過ごした後の夜の2回、洗顔する。
肌老化とは、イコール肌細胞が、外気や紫外線にさらされて傷み、それが、傷んだまま新しい細胞に生まれ変わらないことで起こります。
そもそもお肌とは、私たちを守ってくれる鎧(よろい)ですので、自分の仕事を果たしてくれているのですけどね。
お肌を傷め、老化を進める大きな原因として「酸化」があります。中でも、お肌についた汚れは酸性。時間がたつとさらに酸性度を高め、お肌をどんどん傷めてしまいます。
夜、きちんと石鹸で洗顔して欲しいのは、原因となる酸化した汚れを取り去ってもらいたいから・・・なのです。
疲れちゃって、どうしても洗顔したくない!という事もあると思います。たまになら、それほど問題ありませんが、それが頻繁になると、お肌の老化をどんどん進めてしまうので、注意が必要です。
そして、朝洗顔ですが、これを、石鹸を使わず水やお湯だけで洗って終わりにしている方、意外と多いのですが、これはとても危険です。
何故なら、寝ている間、活発に新陳代謝を行って古い皮膚を脱ぎ捨てようとしています。また、私たちはかなりの発汗をしていることはご存じですよね。発汗と同時に、皮脂も分泌されており、脱ぎ捨てようとした皮膚と、皮脂油が酸化してしまうのです。
酸化を進める代表的な物が、酸素と紫外線。紫外線は太陽だけでなく、蛍光灯、パソコンやスマホの光など、私たちが生活する上で避けることは不可能。もちろん、酸素も避けたら死んじゃいますし、避けることはできません・・・。
そんな紫外線や酸素に触れることで、夜中に分泌した皮脂がどんどん酸化してお肌を荒らし、化を進めてしまうのです! さらに、毛穴に落ち込んで黒ずみの原因にも。
朝も、しっかり余分な皮脂汚れを取り去るために、固形石鹸を使って十分に汚れを取りあさってあげてくださいね。
2)固形石鹸を使うこと。洗顔フォーム、ジェルなどはお肌を荒らす原因です。
超簡単に言いますと、固形石鹸だけが、十分な洗浄力があり、なおかつお肌に安心な洗顔料と言えます。あんまり断言は良くないかもしれないのですが、理由は二つ。
【理由一】
固形石鹸には、十分な洗浄力があるから。ここでは、固形であることがポイントです。
お肌は、私たちが思っている以上に汚れが溜まりやすい構造です。ほら、想像するだけでも、あんなきめ細かいキメが、縦横無尽にあるわけで、あのキメの溝に入り込んだ汚れを毎回キレイに取り去るというのは、それなりに大変なことだって想像できますよね?
なので、きちんと洗浄力があるものを使わないと、汚れが残り肌を老化させるのです。
石鹸の洗顔フォームやボディソープってありますよね?でもあれは、洗浄料の弱い、カリ石鹸と呼ばれるもの。固形石鹸とは違うものとお考え下さい。
ちなみに、液状やチューブ入りの洗顔フォームなど、柔らかい石鹸はすべてこのカリ石鹸なのです。
石鹸を作るには、 油脂とその油脂を鹸化(けんか)させるための成分が必要で、固形石鹸を作るには、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)、液状せっけんを作るには、苛性カリ(水酸化カリウム)を使います。
どちらも、油脂を原料にしていますが(ココナッツ、オリーブオイルやゴマ油などがスキンケアソープとして優秀)、このけん化させる成分が水酸化ナトリウムなのか、水酸化カリウムなのかによって、できあがった石鹸の形状だけでなく、洗浄力にも差が生まれるのです。
もうお分かりとは思いますが、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)で作った石鹸は固形で、洗浄力もしっかり。
水酸化ナトリウム(苛性カリ)で作ったものは、使いやすい液状だけど、洗浄力は弱い。というわけです。洗浄力が弱いので、そのままでは製品化できないため、合成界面活性剤を足して、洗浄力を高めているものがほとんどなのです。
石鹸だから、安心♪と思っていたら、実は洗浄力の主な成分は合成界面活性剤・・・。 私的には許せない世界ですが、それが今の化粧品業界の常識だったりします。
【理由二】
また、カリ石鹸を使ていない、一般的な洗顔フォームや洗顔リキッドは、非常に原料が安いため合成界面活性剤がメインで使われています。
合成界面活性剤は、どんなに刺激が少ないといわれている成分でも、長く使うことで、たんぱく質を溶かし、お肌のバリアゾーンを破壊してしまい、種類によって強弱がありますが必ず毒性があります。
体内にも容易に侵入し、しかも分解されないので少しずつ、少しずつ蓄積されていく怖さも知らない方が多いかと思います。分解されませんので、川や海に流れ込んだものは、食物連鎖で私たちの元に戻ってきたり、自然界を壊したりしています。
そんなことって、許せませんよね!
あっと、簡単にご紹介しようと思ったのに、2つ目だけでこんなに長く・・・
続きは、また次回に!
ではまた!