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2. 紫外線対策、美白に効く 沖縄[月桃水]のお話し

こんにちは。

いつでもノーファンデ、ミロビーナ、のんこ店長です。

前回は、私が沖縄今帰仁の、月桃水に出会うまでのお話しをさせていただきました。

この月桃水は、肌荒れ予防効果の高いローション、化粧水として優秀ですが、実はそれだけではないのが、嬉しいところなのです。

メラニンの生成を阻害

沖縄の強烈な紫外線の下でも、何のダメージもなく元気に育つ月桃は、紫外線ダメージを防ぐ成分や、

受けたダメージから素早く回復させるための成分を豊富に含んでいます。

そのため、最近ではその効果効能が注目され、美白コスメに良く使われいるんです。海外からの引き合いも多いと聞いています。

では、なぜシミを防ぎ美白効果が高いかというと、

月桃は、メラニン生成を指示をする酵素の”チロシナーゼ”の働きを阻害してくれるのです。

メラニン生成を阻害する効果はビタミンCが有名で、美白化粧水などには、必ずと言って良いほど配合されていますよね。

ですが、そんなビタミンCより、チロシナーゼの働きを阻害する力が強いのが、月桃です。

※参照:チロシナーゼとシミに関する論文

ミロビーナの発送センターで咲いた、月桃の花。シマ月桃です。(月桃水は、月桃の葉と茎を蒸留します。)

ポリフェノールが、シミを防ぐ

さらに、月桃には強い抗酸化作用のある、フラボノイドという、ポリフェノールが大量に含まれています。

その量は、赤ワインの34倍とも言われ、肌細胞の酸化を防ぐことで、ダメージを受けたお肌や、老化肌を癒やします。

そもそもシミは、肌を守るための仕組みが過剰に働いてできるものです。

なので、紫外線の他に、摩擦に対しても分泌され、例えば、下着のラインなどは典型です。

このように、本来メラニンは、肌をダメージから守ろうとしてくれているありがたい働きです。

通常、紫外線や、肌への刺激がなくなれば、時間が経つと、メラニンが含まれた肌細胞は排出され、新しい肌に生まれ変わり、肌色も黒から白く戻ります。

ですが、それがシミに移行する際に、酸化が大きく関係しています。

少しややこしいので、これを簡単に言うと、紫外線などの刺激を受けて細胞内ではフリーラジカルという、細胞を傷つける物質が生まれ、(これはウイルスをやっつけるなど良い働きもするのですが、ちょっと暴れん坊なのです)肌細胞を守るため、メラニンが生成されます。

その後、刺激になるものがなくなると、通常は新陳代謝によって、メラニンは外に排出されますが、

肌が酸化していると、その酸化物質がメラニンをなぜか引き寄せて、手放してくれなくなるのです。

それが続くと、メラニンが肌細胞に定着し、分泌も止まらなくなりシミになっていくということになります。

ポリフェノールは、そうした酸化を抑えることで、シミの排出をスムースにしてくれます。

長くなりましたが、月桃がシミに良い、美白効果が高いのはこうした理由からということがお分かり頂けたと思います。

次回も、月桃についてのお話しをしようと思ってます。

お楽しみに!

文責 ミロビーナ運営責任者 木川紀子

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