こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。
今回は、ビューティーセサミシリーズを知ってほしい訳
の、第6回目です。
前回は、特別な製法によってスリランカで作られているビューティーセサミオイルについての、お話をしました。
今回は、こだわり抜いて作られたこのビューティーセサミオイルに含まれる、特別な成分、主に、酵素や、乳酸菌の驚くような世界についてお話ししたいと思います。
その前に、ビューティーセサミオイルは、一切加熱しない15℃以下で圧搾すると、前回さらっと書きましたが、このビューティーセサミオイルの肝は、この15℃以下で圧搾する技術を開発したことです。
そのためには、スリランカの伝統的な圧搾方法を用いています。その伝統的な製法というのが、石臼を使ってゴリゴリする方法なのです。
方法としては、家で胡麻をするときと、ほとんど同じ。
まあ、こちらはその巨大バージョンだと思ってください。大きくなればなるほど、圧力も高くなり、熱が発生しやすくなり、厄介です。商業的に足りる量を絞るとなると、家庭のゴマすり器見たいのでは、とても無理。
大量のゴマを、一度に、でも加熱せず取るにはどうしたらよいのか。そこの発見まで大変な苦労がありました。また、その時使うすりこ木、回す速度、ありとあらゆること試して今の製法が出来上がったと聞いています。
どんなに素晴らしいゴマを育てても、ゴマを“する”ときに熱が発生しては元も子もないと確信していたメーカーさんたちは、この方法にたどり着いたときには、抱き合って喜んだと聞いています。
そのくらい、重要なのがこの超低温で圧搾する製法なのです。
そうして、丁寧につぶしたゴマ。その後、ゴリゴリつぶしたねちょねちょのゴマが、じわーっと流れ出てきます。そこで、ざるを置いて搾りかすだけ取り去ります。
そこで決して、ぎゅっと搾ったりしません。ダラーっと流れてきた分だけを使います。そうそれは、まさに一番搾りオイル。
そのオイルを、普通行う、目の細かい漉し器にかけたりもしません。
その後、涼しい所に置いて、じ~~~っと、じ~~~っと、静置。
しばらく静置し、その上澄み液を、そっとすくって・・・ようやくスキンケアとして使うオイルが出来上がります!
上澄みがある言うことは、当然下に沈んでいる細か~い成分が沈殿したものがあります。これは、セサミンや酵素、そのほかの成分が大量に含まれ、効果も絶大!
ただ・・・作用が高すぎて、お肌の弱い方などが使うとトラブルが起きることもあるので、現在、スキンケア用には、上澄み部分だけを製品化しています。
とはいえ、その下の部分は捨てるなんてもったいないので、石鹸などに混ぜて石鹸の美肌効果を高めて使うなどしています。それに、食べたらすごく元気に!だって、酵素とセサミンの塊ですから。
話は戻りますが、以前にも書きましたが、こうした植物オイルは、含まれる成分を精製して減らすことで、お肌の弱い方でも使えるようにすることが一般的です。
メーカーからすると、効果の高い化粧品を作りたいのはやまやまだけれども、高い効果に耐え切れず、トラブルが起きる方がいることの方がリスクが大きいからなのです。
この精製は、いわゆる安全性が高まるメリットはありますが、残念ながらそのオイルの持つ効果は圧倒的に下がってしまいます。
余談ですが、お肌が弱くない限り、オイルに保湿以外のスキンケア効果を求めるのなら、精製されていない、無精製のオイルを選ぶことをおススメします。
そんな中、ビューティーセサミオイルは、精製どころか、静置した上澄みを使用するといった徹底ぶり。なので、濃度が濃く効果がはっきりと出やすいスキンケアオイルなのです。
メーカーさんも、ミロビーナも、そこは同じ考え。
そんなところでも価値観や思い、「効くものを作りたい」「困っている人の助けになりたい」というのが、ぴったり一致していて、本当にありがたく思ってます。
こうして、
*熱をかけない、超低温製法
*成分豊富で、水分の少ないゴマの原種を使用。完全オーガニック。
*ぎゅっと搾ることすらしない一番搾りのみ使用
*精製をしない
という、他ではまず真似ができない手間と時間のかかる製法によってできた、特別なセサミオイル。
非常に栄養が豊富なのと同時に、生きているオイルでもあります。
何をもって生きているというかというと、一つはなんと、酵素がそのまま生きているのです!
酵素は、生野菜には含まれていますが、加熱した野菜には含まれていません。そして、人の体にとって非常に重要です。酵素が不足すると、消化機能が衰え、細胞の働きが悪くなり、疲れやすくなったり、老化が進んだり、全身の働きが衰えます。
美容でいうと、お肌が劣化するといったことになります。
酵素は加熱することで壊れます。だから、普通のオイルは、前回も書いたようにいくら低温圧搾、コールドプレスと書いてあっても、圧搾するときに摩擦熱が発生し、それにより死んでしまうので、通常はまず含まれていることはありません。
でも、ビューティーセサミオイルは、圧搾するときでも15℃以下。酵素が死ぬことがないのです。
酵素が生きていると何がいいのか?
それは、天然酵素入りのオイルをお肌に塗ると、酵素の働きでお肌細胞のミトコンドリアが活発に働き、さらに奥深くまで吸収されやすくなり、新しい細胞が作られやすくなります。
その結果、新陳代謝が高くなり、お肌が若々しく蘇ります。
それまで、元気がなく皮脂の分泌も衰えていた場合、お肌が自分で潤えるようになっていき、他にも、落ちていた機能が活発に働くようになり、それまでのいろいろな肌悩みが解消されやすくなっていくのです。
つまり、その人が本来持っているはずの、健康で美しい素肌に変えていくことが可能になるのです。
さらに、酵素にはお肌表面にたまっている不要なものを取り去る効果があります。酵素には、たんぱく質をはじめ、汚れを溶かし緩める効果があります。
お肌はタンパク質からできているので、それが溶かされては大変ですが、酵素が溶かすのは、汚れと、不要になった角質がこびりつく時の接着剤部分のみ。それを分解することによって、お肌がつるつるになってくれるのです。
老化やお肌が汚くなる最初のきっかけは、角質がお肌にこびりついて剥がれ落ちてくれなくなることから始まるといっても過言ではありません。
なので、酵素がたっぷり残っているビューティーセサミオイルを、ディープクレンジングとして使う方法も、美肌ケアとしてはとても有効です。
たっぷりと塗り、しばらく時間を置いてから石鹸洗顔すると、それまで溜まっていた角質やキメに残った汚れ、毛穴に詰まった汚れなどが取れ、お肌が見違えるようになります。
もう一つ・・・
本当に私は驚いたのですが、一切の余計な手を加えていないことにより、なんんと、天然の乳酸菌までが、オイルの中に元気に生きているんです!
以前、キュアリングのお話をしましたが、キュアリングをすると、セサミンと同じくらい強烈な抗酸化成分のセサモールができます。
ビューティーセサミオイルは、キュアリングでの過熱をしないので、セサモールは含まれていないのでは・・・と思いきや、しっかりちゃんと存在していて、その理由というのが、乳酸菌!
なんと、なんと、乳酸菌がセサモールを精製してくれていたんです・・・!すごすぎる自然の摂理。
お肌の常在菌を元気にするために、乳酸菌が役に立つといわれています。このオイルでのケアは、お肌の常在菌ですら、元気にしてくれる可能性あり。
当然、常在菌にダメージを与える防腐剤も含んでいませんから、常在菌からしたら天国ですよね!
と、今日もだいぶん長くなりました。
続きは次回また!
最後まで、お読みいただき、どうもありがとうございました!