ビューティーセサミシリーズを知ってほしい訳-5

こんにちは! (有)美ナチュラル、ミロビーナの木川です。

今回は、ビューティーセサミシリーズを知ってほしい訳 

の、第5回目です。

前回は、栄養成分に熱をかけず、できるだけそのままに搾ることで、効果的なスキンケアオイルが作れるというようなお話をしました。

しかしながら、ゴマの場合、キュアリングという60℃~100℃の過熱をしないと、殺菌できずカビが発生してしまう、だから、低温圧搾オイルと書かれていても、実は加熱しているということを、お話ししました。

残念ながらそうなると、栄養成分の量は、どうしても減少。スキンケア効果もやっぱり減少します。それでも、セサミオイルには、様々な効能があり、アーユルヴェーダでもキュアリングを行っているオイルが使われています。

とはいえ、やはり栄養満点のオイルを、栄養満点のままお肌に使えたら、それは最高の効果を発揮するはず。

そのためにはどうしたらいいのか・・・

その答えこにたどり着くまで、試行錯誤という言葉では、語りつくせないほど様々な方法を試したと聞いています。また、今の方法が成功するまでには、なんと7年もかかったとのこと。

そんな一つ一つ、立ちはだかる大きな壁を乗り越えながら、現在では、一切加熱されていない、超低温圧搾オイルをご提供することができるようになりました。

そのおかげで、驚くような高い効果が得られていて、自然のままであることがいかにすごいことなのか、ミロビーナももう、約10年このオイルとお付き合いしていますが、実感しています。

さて、美ナチュラルのビューティーセサミオイルは、一切の過熱をしておらず、圧搾するときにも15℃までしか温度が上がりません。それは、ほとんど気温と同じかそれ以下。

それって、オイル製造の世界では、驚異的なこと!

まず、大きな壁としてキュアリングをしないためには、どうするかという難題がありました。キュアリングをするのは、オイルに含まれる水分が原因でしたので、それを科学的な溶剤などを使わず、完全なる自然な方法で追い出すことが一つ。

そして、極めて水分が少ないゴマを、極めて水分が少ないスリランカのサバンナを開墾して作った農場で育てることが一つ。

ミロビーナのビューティーセサミオイルに使われているゴマは、100%このスリランカのサバンナにある、自社農場で栽培したもの。そのゴマでないと、今のような素晴らしい効果を発揮する、セサミオイルは作れないとのことでした。

ここを自社農場として開拓する前、ここは象をはじめ、多くの野生動物がすむサバンナで、人が入ったことがない未開拓の土地でした。

なので、たまに、作業小屋が「象に壊されちゃった」ということもあるのだとか!

私が2007年ごろにここを訪問した時にも、1つの小屋が壊れていて、それは「昨日の夜、象にやられちゃったんだよね」と、現地の方が笑いながら言っておられました。

それほど、自然あふれる地域というか、自然そのものだった場所なので、当然、農薬などの化学物質が使われたことのない、極めて清浄な場所。

さらに、ギラギラと灼熱の太陽が降り注いでくれ、そうした過酷な環境により、ゴマが必死で育ちますから、生き残るために抗酸化力の強い成分などを、どんどん作ってくれます。

ゴマは、あまり楽な環境にいると、子孫を残すためのゴマ(種)に、成分を残さないのだとか。いつ死んでもおかしくない!と思うから、自分の成長より、子孫を残すことに必死になるのです。

人もそうですが、生物は生存の危機になると、バカ力を発揮して生き残ろうとしますが、セサミも同じなんですね。

ちなみに、メーカーさんが、日本の工場の玄関の横にこのゴマを植えてみたところ・・・

「これ、何!?」というほど、巨大に育っていてびっくり!

スリランカで見たときは、50~70センチの背丈で、背格好のサイズは、お米の稲くらいでした。

それが、2メートルくらい、しかも茎も太い!葉っぱもふさふさ!

ビューティーセサミオイルに使われているゴマは、普通のゴマではなく、ちょっと平べったたく、原種に近い小さいごま。

子孫に栄養をそれほど残さなくって良いとなると、あんなに小さいゴマが、こんなにも!やっぱり、生命力も成分も豊富な強いゴマなんだと改めて実感しました。

ちなみに、ゴマは国産もありますが、どうしても水分が多くオイルを加熱しないとカビを発生させてしまいます。もし、すごい栄養量のゴマが見つかっても、加熱の必要があり、美ナチュラルで扱うセサミオイルには、国産は使えません。

もう一つ、加熱しないことで得られる宝物のような成分が二つあります。

それは、酵素と、乳酸菌。

次回は、ビューティーセサミオイルに含まれる成分を、酵素と、乳酸菌の話も交えてお話ししたいと思います。

今日も、最後までありがとうございました!

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